プライベート看護サービスご利用者様の声
事例 01
施設への訪問看護サービス。食事や水分摂取量が減り、余命1ヶ月との診断があったご利用者様の場合
施設に入所されいる方で、食事や水分の摂取量が数ヶ月前より低下し、往診医より老衰で余命が1ヶ月と診断され、ご家族様より「時間がかかってもいいので食事介助に来てほしい」とのご依頼をいただきました。
ご連絡をいただいた日から1週間後に訪問を開始。
施設の一室へ昼食、夕食の食事介助をメインに毎日11時~18時に訪問しました。
施設スタッフ、施設看護師、ケアマネージャー、訪問リハビリの方と連携をとり、食事介助以外の時間は、お部屋の掃除や洗濯、おむつ交換、体拭き、陰部洗浄、車椅子で公園を散歩するなどリハビリなども行い、利用者様の状態に合わせたケアを行いました。
食事は自己摂取が難しく全介助が必要で、ムセ込みもありましたがが、ご利用者様のペースで1対1の食事介助を行うことにより食事摂取量が訪問開始時より増え、おやつの時間が設けれるようになるなど食事量や水分摂取量が増加しました。
訪問後、表情が明るくなり、意思表示も少しずつできるようになりました。状態を見ながら車椅子で近くの公園のお散歩、スーパーでご自身の食べたいものを一緒に買い物に行くといったケアを実施。失語があり喋れなかったのですが、「おはよう」など時々声も出るようになり、余命が伸びたこともあり、リハビリで使用する新しい靴の購入など、できることも増えました。
元気になられたので、訪問回数は途中から週4回へと変更。訪問開始より3ヶ月後、発熱が続き病院へ入院となられ、弊社の訪問看護は終了となりました。
ご家族様より「丁寧に関わって頂き本当にありがとうございました。感謝しております」とのご感想をいただきました。
事例 02
ご自宅で24時間の介護が必要な利用者様に対して2名体制でケアを行ないました
ご利用者様のケアに2名による対応が必要であり、日中はご家族様が介護を行い、夜間は看護師やヘルパーさんを雇っておられました。
当時は尿瓶の介助、おむつ交換、体拭き、陰部を洗う、お着替え、歯磨き介助、髭剃り、血糖の測定、インスリンの注射、浣腸、摘便、車椅子の移乗介助などを2名体制で行いました。
サービス開始後、日中、ご家族様がご不在時(3時間など)に一時的な訪問も行なわせていただきました。また胃瘻増設後は胃瘻介助のケアを行いました。
利用者様アンケートより、「満足のいく療養生活を送ることができました」「困っている問題にすぐに対応してくれて大変感謝しています」といった嬉しいお声をいただきました。
事例 03
コロナ禍により入院中に面会が出来ず、ご自宅で看護処置を行いお見取りをしました
癌の進行があり、病院で数ヶ月間の入院中、コロナ禍のため面会制限がありご家族様とご利用者様はお会いできませんでした。
余命一週間と宣告されたにも関わらず、面会が出来ない状況が続いたため、ご家族様がご自宅でご利用者様と最後の時間を一緒に過ごすことを決められ、弊社に連絡がありました。
点滴管理、麻薬管理、尿道バルーンの管理、吸引など、医療処置が継続して必要なため、退院時の介護タクシーの添乗、ご自宅へ退院した当日より24時間の訪問看護サービスをご利用されました。訪問医師、ケアマネージャー、保険内の訪問看護サービスの方と密に連携をとり、医師の指示のもと医療行為を行い、ご家族様とご利用者様の体を拭いたり手や足のマッサージなどのケアを一緒に行い、最後はご家族様に見守られながらご自宅で息を引き取られました。
サービス利用後、ご家族様より「全てにおいて感謝しかありません」「常に家族や患者により寄っていただけた」との感想をいただきました。訪問看護の仕事をしてきて本当に良かったと私たちのほうこそ感謝の気持ちでいっぱいになりました。


